毎回一本の映画を勝手にセレクト!! ドシロウト映画コラムコーナー!!
映画ってほんっとにイイですねえ。

主人公ビリーは5年ぶりに刑務所から釈放され、故郷に帰ろうとしていた。しかし、ビリーは両親に この服役中の事を「5年間、政府の仕事で遠くに行っててその間に結婚した」などと嘘をついていて、その上、母親へ電話をして「女房を連れて帰る」と約束してしまう。そんなすぐにバレそうな嘘をなんとかごまかそうと彼は公衆電話の近くにいた通りすがりの女、レイラを行き当たりばったりで拉致し、両親の前で妻のふりをするよう脅迫した…。
1999年度ミニシアターNO.1の興収を記録し、ヴィンセント・ギャロの名を一躍有名にした大ヒット作。
とにかく一瞬一瞬の「絵」としての構図がすばらしくて全編がプロモーション・ビデオのように美しい。この映画のすごいところは"ミニシアター系の映像の美しさ"と"ストーリーのわかりやすい構成、いわゆるメジャー映画で得られるような心地いい視聴後感"の両方を兼ね備えているところです。観る前に「あー、はいはい。すかした野郎のよくわかんないアーテスチックでスタイリッシュでおっしゃれーな映画ね。」と思って敬遠しつつ最後まで観るとちょっとびっくりするんじゃないでしょうか(イイ意味で。)。
受け取る人にもよると思いますが僕の目にはコメディ映画に映りました。主人公めちゃくちゃなんだもん。拉致した初対面の彼女を脅す時「俺の言う通りにしろ。もし言う事を聞いたら俺はお前の親友になってやる」とかね。でもその主人公は変なところでまじめで臆病。めちゃくちゃってのが銃を乱射するとかのめちゃくちゃじゃなくて、そのさじ加減がちょうどよくて臨場感ある世界観のつくりがすばらしいから、
彼をつっこみながら楽しく鑑賞できました。

現在地:
シネマコラムホール
主人公のビリー、ダメ過ぎて笑える。でもこのことさえもギャロの計算の手のひらの上なんだろうな。
トイレで”生きられない”と泣いていたシーンがビリーという人間の全てを表している気がる。 そんな中、ビリーの闇で沈んでいた頭の中は突然希望でいっぱいになって救われるんですね。何かに悩んでいる時、現状は何ひとつ解決してないのに急にパッと心が明るく温かくなる瞬間がある。それは大事な人の存在が頭をふとよぎったとき。「あの人がいる」って思っただけで力が漲る感じ。そんな時はハート形のクッキーを見ただけでも心が踊ります。
人は自分の価値を心から認めて受け入めてくれる誰かによって救われる。そんなテーマを『バッファロー'66』を観て体感してください。


あなたが目を閉じて最初に浮かぶ顔の人は誰ですか?

こんにちは。ボクは『シネマ魂』担当のムビーです。これからもグッときたすばらしい作品を紹介しいくのでヨロシクね。作品を追加する毎にこちらにメニューを追加していきますね。

■猟奇的な彼女/■バッファロー'66 NEW!

 

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バッファロー'66
1998年/118分/アメリカ合衆国/英題:BUFFALO '66/配給:キネティック/監督:ヴィンセント・ギャロ/出演:ヴィンセント・ギャロ クリスティーナ・リッチ他
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